「イルミネーションは冬のもの」——そう思っていたのですが、夏の時之栖もかなり良かったです。
2026年8月7日(金)の夜、御殿場高原 時之栖(ときのすみか)へ行ってきました。到着したのは19時ちょうど。ちょうど日没直後で、初夢の橋の向こうに夕焼けの富士山、振り返ればもうイルミネーションが光り始めている——という、一晩で二度おいしい時間帯でした。
この日は入園無料エリアのみを歩き、夕食はグランテーブルで。温泉やレーザーショーには入っていませんが、それでも十分すぎるほど見どころがあったので、園内をぐるっと一周した記録としてまとめます。
まずは結論:夏の時之栖は「日没直後」に行くのが正解
この日の撮影時刻は19:02〜19:29。わずか30分足らずの間に、空の色は「夕焼け」→「ブルーアワー」→「夜」へと変わっていきました。

これが今回のベストカットです。橋の上には同じ光景を狙う人がちらほら。木製の橋がライトアップで赤く浮かび上がり、その奥に富士山と夕焼け空。この組み合わせは、日が沈んで15〜20分の間だけの景色です。
ポイント:夏の時之栖は日没が19時前後。イルミネーションの点灯は18時からなので、18時半〜19時半に園内にいると「夕焼けの富士山」と「イルミネーション」の両方が撮れます。
初夢の橋と「一富士二鷹三茄子」

橋の名前が「初夢の橋」である理由が、この一角に集約されています。富士山・鷹・茄子=一富士二鷹三茄子。縁起物の三点セットが実際に揃って見えるようになっているんですね。
鷹のオブジェは金属メッシュのような素材でつくられていて、ライトアップされると内側から光が透けるような質感になります。日中に見るのと夜に見るのとでは印象がまったく違うタイプの作品でした。
入口で迎えてくれる大ツリーと「I ♥ TOKINOSUMIKA」

園内に入ってすぐ、青い光をまとった巨大なツリーが目に飛び込んできます。足元には水色に光る「I ♥ TOKINOSUMIKA GOTEMBA KOGEN」のサイン。ベンチも置かれていて、記念撮影の定番スポットになっていました。
まだ空に明るさが残る時間帯だったので、青いツリーと群青色の空のグラデーションがきれいに重なります。ここも「暗くなりきる前」がおすすめです。
夏限定のイルミネーション「夏の銀河」

水中楽園の近くの並木道に、白い光が天の川のように架かっています。これが夏季限定のイルミネーション「夏の銀河」。冬の「ひかりのすみか」で使われるトンネルが、夏は星空・天の川をイメージした演出に切り替わっているそうです。
冬のイルミネーションのような「圧倒される密度」ではありませんが、そのぶん涼しげで静か。人も少なく、歩きながらゆっくり見上げられるのが良かったです。

こちらは電球色の天蓋とカラーツリーが並ぶエリア。写真の奥、木々の切れ間にうっすらと富士山のシルエットが見えているのが分かるでしょうか。「日本で最も富士山に近い大規模イルミネーション」と言われるだけあって、光の向こうに必ず富士山がいるのが時之栖らしいところです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 夏の銀河 |
| 期間 | 2026年5月9日(土)〜8月23日(日) |
| 点灯時間 | 毎日 18:00〜22:00 |
| 場所 | 時之栖 園内 水中楽園付近の並木道 |
| 料金 | 無料エリア |
※日程・内容は変更される場合があります。おでかけ前に公式サイトでご確認ください。
夕食は「グランテーブル」で

今回の夕食はこちら。御殿場高原ビールの醸造所に併設されたレストランで、山小屋のような三角屋根の建物が目印です。すぐ隣がビールの製造設備になっていて、ガラス越しにタンクが見えるのも雰囲気があります。
金曜の夜でしたが、待ち時間なしで入れました。イルミネーションを見る前にここで腹ごしらえ、というルートが個人的にはおすすめです。

がっつり食べるほどではない、という場合はGKB CAFEも。ソフトクリーム・スイーツ・コーヒー・アルコールと守備範囲が広く、軒先をぐるりと囲む電球のおかげで外観だけでも十分に絵になります。
園内をぐるっと一周:無料で見られるスポット
時之栖は「入場無料エリアが広い」のが最大の特徴です。有料なのは王宮の丘の噴水レーザーショーや魔法の教会などで、それ以外の園路・イルミネーション・お店まわりは基本的に自由に歩けます。
天然温泉 気楽坊

園内の日帰り温泉。今回は入っていませんが、入口までの樹木のライトアップがきれいで、通りかかるだけでも楽しめました。次回はここを目的に来たいところです。
旬膳処 茶目

個人的に園内で一番「おっ」となったのがここ。茅葺きの門と、その先に伸びる石畳の路地。足元の行灯だけで照らされた空間は、テーマパークの一角というより温泉旅館の入口のような静けさでした。日本料理のお店です。
Slow House Villa

ドーム型の建物が並ぶ宿泊エリア。屋根に散りばめられた青い光が星空のようで、宿泊者でなくても外から眺めるだけで面白い一角です。
ホテル時之栖/御殿場高原ホテル

遊歩道と小川

イルミネーションのエリアから少し外れると、こんな静かな遊歩道もあります。淡いピンクの花はナツズイセン。お盆の頃に咲く花で、葉のない茎がすっと伸びる姿が特徴的です。

園内には小川が流れていて、こちらも控えめにライトアップされています。水面に木々と橋が映り込んで、光の演出とはまた別の静かな見どころでした。
園内マップ:初めてなら最初に見ておきたい

時之栖は「ちょっと立ち寄る」つもりで行くと、想像以上の広さに驚きます。端から端まで歩くと片道10分以上。マップ看板には現在地が書かれているので、まずはこれを見て回る順番を決めるのがおすすめです。
ざっくり言うと、正面ゲート側=ホテル・グランテーブル・GKB CAFE・初夢の橋、北口ゲート側=スローハウスヴィラ・温泉気楽坊・茶目・噴水レーザーショーという配置。イルミネーションの並木道はその中間、水中楽園の近くです。
混雑・駐車場について
- 混雑:2026年8月7日(金)19時台の訪問で、比較的すいていました。橋の上に数組、光のトンネルにちらほら、という程度で、写真も並ばずに撮れます。
- 駐車場:無料。園内各所に第1〜第7まで分散しているので、目的の施設に近い駐車場を選ぶと歩く距離を短縮できます。
- 服装:8月でも御殿場高原は夜になると涼しめ。半袖1枚だとやや肌寒く感じることがあります。
- 虫よけ:川と木立の多い園内なので、あると安心です。
アクセス
| 施設名 | 御殿場高原 時之栖(ときのすみか) |
|---|---|
| 住所 | 静岡県御殿場市神山719 |
| 車 | 東名高速道路 裾野ICから約5分 |
| 電車 | JR岩波駅から無料シャトルバスで約5分/JR三島駅から無料シャトルバスで約35分 |
| 駐車場 | 無料 |
| 入園料 | 無料エリアあり(噴水レーザーショー・魔法の教会などは有料) |
※シャトルバスの運行やイベントの実施状況は時期によって変わります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
まとめ
入園無料、駐車場も無料、それでいて富士山・イルミネーション・和の庭園・地ビールまで一度に楽しめる。あらためて歩いてみると、時之栖はかなり贅沢な場所だと感じました。
今回のおすすめルートをまとめると、こうなります。
- 18:00頃:到着。グランテーブルで夕食
- 19:00頃:初夢の橋へ。夕焼けの富士山を狙う
- 19:15頃:並木道の「夏の銀河」を散策
- 19:30頃〜:茶目・気楽坊方面へ。静かな園路と小川のライトアップ
夏の「夏の銀河」は8月23日まで。その先、10月からは冬のイルミネーション「ひかりのすみか」が始まります。混雑を避けてゆっくり歩きたいなら、実は夏こそ狙い目かもしれません。

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