【沼津駅南口】NUMAZU JAMSの建物が完成間近!西武跡地の再開発2026年9月

外観が完成した沼津駅南口の「NUMAZU JAMS」を背景にした記事アイキャッチ。「NUMAZU JAMS 外観完成/沼津駅南口・西武跡地の再開発」の文字入り(2026年9月更新) 沼津市

【2026年9月追記】外観がほぼ完成しました

7月に見に行ったときは鉄骨が立ち上がったばかりでしたが、約2か月ぶり(2026年9月5日・6日)に同じ場所を歩いたら、建物の姿がすっかり出来上がっていました。

外装が完成した沼津駅南口「NUMAZU JAMS」の建物。手前はバス停の待合所、右奥はラクーンビル(2026年9月・静岡県沼津市)
バスターミナルの待合所越しに見た全景。7月の鉄骨むき出しの状態から一変しています(2026年9月撮影)

黒い外壁パネルとガラス張りのファサード、そして2階へ上がる屋外階段。オレンジ色の庇(ひさし)がアクセントになっていて、駅前の風景がかなり変わった印象です。バス待ちの視線の先に、そのまま建物が立っています。

2階テラスと屋外階段が印象的

NUMAZU JAMSの建物正面。ガラス張りの店舗スペースと、2階へ上がる屋外階段、手すり付きのテラス(2026年9月・沼津駅南口)
正面から。ガラス張りの店舗区画と、2階テラスへ直接上がれる屋外階段(2026年9月撮影)

計画では1Fに1店舗、2Fに3店舗。写真を見ると、2階はぐるりと手すり付きのテラスになっていて、そこから各区画に入る造りのようです。2階のテラス席から駅前を眺めながら…みたいな使い方ができそうで、これは期待できそうです。

飲食・物販だけじゃない「地域貢献部」も

沼津市の公式ページを見ると、この拠点施設は飲食・物販などの「店舗部」と、もうひとつ「地域貢献部」の2つで構成されるとあります。地域貢献部には誰でも利用できるトイレと、まちづくり活動の拠点となるスペースが入る計画です。

駅前で自由に使えるトイレがあるのは、待ち合わせや乗り換えのときに地味に助かるポイント。買い物をしなくても立ち寄れる場所になりそうです。

別角度から見たNUMAZU JAMSの建物と、足元で作業する小型重機。背後は旧西武百貨店沼津店の建物(2026年9月・沼津駅南口)
角度を変えて。1階の奥まった部分が「ピロティ広場」になる場所と思われます(2026年9月撮影)

広場は4つ、こちらはこれから

NUMAZU JAMSの建物脇、まだ土のままの広場予定地。緑の仮囲いとカラーコーンが並ぶ(2026年9月・沼津駅南口)
建物の脇はまだ土のまま。ここが「芝生広場」や「待合広場」になるはずです(2026年9月撮影)

建物本体は仕上がっていますが、外構部分はまだこれからという状態でした。市の計画では広場部は次の4つに分かれています。

  • 待合広場|バスターミナルと連携し、バス待ちの時間を快適に過ごせるスペース
  • 階段広場|大階段を活かした多目的スペース。休憩場所としても、イベント時の観客席としても使える
  • 芝生広場|日常的にくつろげる開放空間。小規模なイベントの開催も想定
  • ピロティ広場|建物の1階部分を使った半屋外の空間

特に待合広場は、バス待ちの人が使うことを前提に設計されているとのこと。写真01でバス停の待合所越しに建物が写っていますが、あの動線がそのまま広場につながるイメージですね。

写真の土がむき出しの部分は、位置関係からすると芝生広場や待合広場になるあたり。小型重機が入って造成作業をしている最中で、残り工期はこの外構と内装が中心になりそうです。

工事現場の仮囲いに掲示された加和太建設の工事看板と建設業の許可票(2026年9月・沼津駅南口NUMAZU JAMS) ※氏名部分は加工しています
現場の看板。工事名称が2種類掲示されています ※氏名部分は加工しています(2026年9月撮影)

工事看板が2枚ある理由

看板をよく見ると、工事名称が2つ並んでいました。ひとつが「沼津駅南口実践広場拠点施設共用棟整備工事」、もうひとつが「(仮称)フィル・パーク沼津プロジェクト新築工事」です。

なぜ2枚あるのか。沼津市の公式ページに答えが書いてありました。「店舗部」は事業パートナーが、「地域貢献部」と「広場部」は沼津市がそれぞれ主体となって整備する——つまり民間側と行政側で発注が分かれているんですね。ひとつの現場で2つの工事が同時に進んでいる、官民連携プロジェクトの構図がそのまま看板に出ていたわけです。施工はどちらも三島の加和太建設が担当しています。

ちなみに事業パートナーは1社ではなく、4社による企業体。代表法人が株式会社フィル・カンパニー、構成法人として株式会社フィル・コンストラクション、株式会社ブルースタジオ、加和太建設株式会社が名を連ねています。

事業費と、20年という時間軸

報道によると、店舗部分は民間事業者が2億〜3億円で建設し、トイレなどの公共スペースと広場は沼津市が約1億円で整備するとのこと。着工は2025年12月でした。

個人的に一番目を引いたのが事業期間20年という数字です。イベント的に数年やって終わり、ではなく、腰を据えて駅前を育てていく前提の計画ということになります。

名称発表のセレモニーで、頼重秀一市長は高架化やヒト中心のまちづくりが進むなかで、その先導役となる施設になればという趣旨のコメントを残しています。沼津駅の高架化と合わせて考えると、この場所の位置づけが見えてきます。

オープンまであと少し

許可票に記載の工期は2026年10月21日まで、オープンは2026年秋ごろの予定。この進み具合を見る限り、大きな遅れはなさそうです。あとはテナントにどんなお店が入るのか——ここが一番の関心事ですね。2026年9月時点では、まだ出店する店舗の発表はありません。情報が出次第、また追記します。

意見を届けられる窓口もあります

沼津市は、このプロジェクトについて市民が意見を投稿できるプラットフォームを用意しています。「こんな場所になってほしい」という声を直接届けられる仕組みなので、興味のある方はのぞいてみてください。

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