沼津イトーヨーカドー跡地はどうなる?「イオンタウン沼津」2027年夏開業へ|工事の現在を現地取材

造成工事が進む沼津駅北のイトーヨーカドー跡地。杭打ち機や重機が並ぶ「イオンタウン沼津」建設現場(2026年7月・静岡県沼津市) 沼津市

沼津イトーヨーカドー跡地は今どうなってる?イオンタウン沼津の建設状況を
現地で撮ってきた【2026年8月版】

沼津駅北口のイトーヨーカドー沼津店(イシバシプラザ)跡地が、いま大きく動いています。2021年夏に44年の歴史へ幕を下ろしてから5年。「まちの空白地帯」に、ようやく重機の音が戻ってきました。

跡地に建設されるのは、約50店舗を擁するショッピングセンター「イオンタウン沼津」。開業は2027年夏以降の見込みです。この記事では、現地の仮囲いに掲示された許可標識から読み取った具体的な工事スケジュール、見取図から分かる駐車場の設計、そして工事中の今しか見られない仮囲いアート「カベヌマ」まで、2026年7月に撮影した写真とあわせてお届けします。

イオンタウン沼津とは|イトーヨーカドー跡地に2027年夏開業予定

現地に立つと、視界いっぱいに広がる造成地。杭打ち機が空に伸び、重機が行き交い、工事は完全に本格フェーズへ入っています。数年前まで草が生い茂るだけだったこの場所に、いま確実に「次」が形づくられています。

許可標識から読み解いた工事スケジュール(造成完了は2027年6月末)

仮囲いに掲示されている工事の許可済標識。ここに、公式発表よりも一歩踏み込んだ具体的な日付が並んでいました。

イオンタウン沼津の建設現場の仮囲いに掲示された開発許可済標識。工事主・施工者・工期が記載されている
仮囲いに掲示された許可済標識(2026年7月撮影)
項目内容
工事主イオンタウン株式会社
施工大和ハウス工業株式会社
許可年月日令和7年11月26日(2025年11月26日)
工事着手令和7年12月1日(2025年12月1日)
造成完了予定令和9年6月30日(2027年6月30日)
現地の許可済標識より筆者が読み取り・作成

注目したいのは造成完了予定が2027年6月末という点です。報道されている「2027年夏以降オープン」というアナウンスと、きれいに符合するスケジュールになっています。造成が終わってから建物の仕上げ・テナント工事に入ることを考えると、開業は2027年夏の後半以降になる可能性が高そうです。

見取図から分かる駐車場と動線|「サッと停めてサッと買い物」設計

標識に掲載されていた見取図を拡大してみました。

イオンタウン沼津の見取図。敷地の大半を占める平面駐車場と中央のループ状進入路が確認できる
許可標識に掲載されていた見取図(2026年7月撮影)

目を引くのは、敷地の大半を占めるゆったりした平面駐車場と、中央のループ状進入路。旧イシバシプラザの立体駐車場とは対照的な、「サッと停めてサッと買い物」ができる動線設計が読み取れます。

立体駐車場のスロープを何周も回った記憶がある方にとっては、かなり印象の違う施設になりそうです。

イオンタウン沼津の施設概要|約50店舗・駐車場525台

所在地静岡県沼津市高島本町(旧イシバシプラザ跡地)
構造鉄骨造 2階建て
敷地面積約3万2,000平方メートル
店舗数約50店舗(スーパー・飲食・ドラッグストア・クリニック等)
駐車場525台
駐輪場351台
コンセプト普段使いで心地よい、公園のような憩いの場
開業予定2027年夏以降

イオンモールのような広域集客型ではなく、地域住民の日常に寄り添う「ネイバーフッド型」。イトーヨーカドー閉店後、買い物環境が厳しかった駅北エリアにとって、これ以上ない答えかもしれません。

仮囲いアート「カベヌマ」は工事中の今だけ

工事期間中の仮囲いを彩るのが、地域連携アートプロジェクト「カベヌマ」。地元企業の協賛看板と沼津らしいアートが、数百メートルにわたって続きます。

イオンタウン沼津の仮囲いを彩る地域連携アートプロジェクト「カベヌマ」の協賛看板が並ぶ様子
「カベヌマ」の協賛看板(2026年7月撮影)
沼津市まちなか賑わい創生事業の看板と地元企業の協賛看板が続くカベヌマの仮囲い
「沼津市まちなか賑わい創生事業」の看板も(2026年7月撮影)

静岡銀行、沼津信用金庫、三島信用金庫、おなじみの飲食店まで。開業前からまち全体で盛り上げようという熱量が伝わってきます。工事が終われば消えてしまう、今しか見られない風景です。

アクセス・場所(沼津駅北口から徒歩10分弱)

場所は沼津駅北口から徒歩10分弱、県道162号(リコー通り)沿い。旧イシバシプラザ/イトーヨーカドー沼津店の跡地です。

よくある質問

イオンタウン沼津はいつオープンしますか?

2027年夏以降の開業が見込まれています。現地の許可標識では造成完了予定が2027年6月30日と記載されていました。

どんな店舗が入りますか?

スーパー、飲食店、ドラッグストア、クリニックなど約50店舗が出店予定と発表されています。個別の店舗名は2026年7月時点で公表されていません。判明しだい、この記事で追記します。

イオンモールとは違うのですか?

異なります。イオンタウンは地域住民の日常利用を主眼にした「ネイバーフッド型」で、広域から集客するイオンモールより小規模・生活密着型の業態です。

駐車場は何台停められますか?

525台の予定です。見取図では敷地の大半を平面駐車場が占めており、旧イシバシプラザの立体駐車場とは異なる設計になっています。

まとめ:2027年夏、沼津駅北がふたたび日常の中心に

  • イトーヨーカドー沼津店(イシバシプラザ)跡地に「イオンタウン沼津」が建設中
  • 許可標識によると工事着手は2025年12月1日、造成完了予定は2027年6月30日
  • 開業は2027年夏以降の見込み
  • 約50店舗・駐車場525台の地域密着型(ネイバーフッド型)ショッピングセンター
  • 工事中の仮囲いアート「カベヌマ」は今しか見られない見どころ

閉店から5年間の空白を経て、駅北に日常の賑わいが戻ってきます。工事の進捗は今後も定点観測して、このブログでレポートしていきます。

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