国道246号から見るウーブン・シティの今【2026年7月】|住民募集2026の条件・家賃もまとめ

曇り空の下、国道246号沿いから見たトヨタ・ウーブン・シティの住居棟と緑に覆われた立体駐車場(2026年7月・静岡県裾野市) ウーブン・シティ

裾野市の国道246号を沼津方面に向かって走っていると、右手の高台に突然現れる近未来的な建物群。トヨタが旧東富士工場跡地に建設している実証都市「Toyota Woven City(ウーブン・シティ)」です。

今回は国道246号沿いから見えるウーブン・シティの「今」を写真とともにお届けします。あわせて、現在募集中の住民(Weavers)についてもまとめました。

【2026年8月9日 更新】ただいま住民(Weavers)を募集中です

静岡県民を対象とした住民募集が実施されています。締切は2026年8月19日(水)13:00、募集は25世帯程度です。詳しくはこちらのセクションにまとめました。

国道246号沿いから撮影したウーブン・シティ(2026年7月)

緑に覆われた立体駐車場が目を引く

緑の植栽に覆われたウーブン・シティの曲線的な立体駐車場。奥には工事用クレーンも見える

まず目に飛び込んでくるのが、曲線を描く立体駐車場。各フロアの縁に植栽が施されていて、コンクリートの建物なのに全体が緑に覆われているように見えます。奥にはまだ工事用の大型クレーンも見え、街づくりが現在進行形であることが分かります。

ガラス張りのエレベーターシャフトと外壁を斜めに走る階段が特徴的なウーブン・シティの建物

こちらはガラス張りのエレベーターシャフトと、外壁を斜めに走る階段が印象的な建物。バルコニーには木目調のパネルが使われていて、無機質になりがちな大型建築に温かみを持たせています。

白い集合住宅群はすでに人が暮らす街

白い外壁に凹凸のある窓が並ぶウーブン・シティの住居棟。屋上には植栽とルーバーが施されている

白い外壁に凹凸のある窓が並ぶこちらの建物は住居棟。屋上には植栽とルーバーが施されています。ウーブン・シティは2025年9月にオフィシャルローンチを迎え、2026年8月時点で約50世帯・100人ほどが暮らしています。これまではトヨタや協力企業の従業員とその家族に限られていました。フェーズ1では最終的に300人規模、将来的には約2,000人のまちを目指す計画です。

国道から見えるこの建物の中で、すでに「未来の暮らし」の実証実験が始まっているわけです。

木組みの屋根構造が透けて見えるウーブン・シティのガラス張りの建物

木組みの屋根構造が透けて見えるガラス張りの建物も。夜になると内部の照明が浮かび上がって、246号からの眺めがまた違った表情になります。

国道246号の歩道橋から見たウーブン・シティの住居棟と自転車専用通路

歩道橋の上からは住居棟が立ち並ぶ様子が一望できます。手前には自転車マークの入った真新しい通路も整備されていて、街の「入口」が着々と形になってきている印象です。

ウーブン・シティ住民募集2026|静岡県民が対象、締切は8月19日

近隣に住む私たちにとって、いちばん気になるのが「ここに住めるのか」という点だと思います。2026年8月5日から、静岡県民を対象とした住民(Weavers)の募集が始まっています。

応募期間2026年8月5日(水)13:00 〜 8月19日(水)13:00
募集世帯数25世帯程度
応募資格2026年8月5日時点で、応募代表者が静岡県内に住民票を有する18歳以上の方
入居時期2027年3月から2年間
契約形態定期建物賃貸借契約(指定保証会社の利用が必要)
応募費用無料(入居後は賃料等が必要)

家賃の目安は月5万円から

公式サイトには賃料の具体的な金額が記載されていません。間取り・賃料の詳細は2026年10月に予定されている「間取りのご提示会」で説明されるとのことですが、募集開始を報じた朝日新聞などの報道では目安が示されていました。

間取り家賃の目安(月額)
1人用(1Rなど)5万円 〜 10万円
2人用(1LDK)10万円 〜 11万円
ファミリー向け(2LDK〜3LDK)16万円 〜 28万円
※報道による目安です。正式な賃料は10月の「間取りのご提示会」で提示されます

1人用が月5万円からというのは、裾野市周辺の相場と比べて特別に高い水準ではありません。ただし契約時には指定の保証会社を利用する必要があり、初回保証委託料は月額賃料の40%とされています。家賃以外の初期費用も見込んでおきたいところです。

対象エリアが静岡県全域に広がりました

住民募集は今回が初めてではありません。第1弾は2026年2月2日〜16日に実施され、応募資格は2026年1月1日時点で裾野市・御殿場市・沼津市・三島市・小山町・長泉町・清水町に住民票がある方などに限られていました。

今回の第2弾では、この対象が静岡県全域に拡大されています。浜松市や静岡市にお住まいの方も応募できるようになったのは大きな変化です。

公式サイトでは「実証実験のスケジュール、その他事由により都度募集を行う場合がある」とされているため、今回を逃しても次の機会はあり得ます。ただし条件は募集ごとに変わる可能性があります。

選考は先着順ではありません

報道によると、選考は部屋の空き状況や参加する実証の内容など、複数の条件を考慮して行われます。単純な抽選や先着順ではないということです。「どの実証に関わりたいか」という意思が問われる募集だと考えたほうがよさそうです。

応募は公式サイトの募集ページから行えます。締切時刻が13:00と昼間に設定されている点にご注意ください。当日の夜では間に合いません。

Woven City 公式|Weavers(住民)募集ページ

一般の見学はできる?(2026年8月時点)

結論から言うと、2026年8月時点で一般向けの見学ツアーや自由な立ち入りは行われていません。ウーブン・シティは観光施設ではなく「生きたテストコース」であるため、立ち入りは制限されています。

公式サイトでは、住むのではなく訪れる形で実証に参加する「One Day Weavers(ビジター)」について「2026年度以降を予定」と案内されています。ただしこれは2025年9月の発表時点の表現で、2026年度に入った現在も具体的な開始時期は公表されていません。2025年12月の報道でも、運営会社は「具体的な時期は決まっていない」としていました。

なお、ここで言われているのは観光ツアーではなく、あくまで実証実験への参加という位置づけです。テーマパークのような見学が解禁されるという意味ではない点にご注意ください。

現状、地元住民にできる一番近い距離での「見学」は、国道246号沿いから外観を眺めることです。動きがあり次第、この記事に追記します。

フェーズ2の工事も進行中

フェーズ2エリアの造成工事は2026年秋頃まで行われ、その後に建物の建設が始まる予定です。写真に写っていた赤いクレーンは、その一端かもしれません。将来的には約2,000人が暮らす街になる計画です。

ウーブン・シティ Phase2 建築工事が始動|2026年2月着工・2028年11月まで(現地取材)
裾野市のトヨタ ウーブン・シティを2026年8月9日に現地取材。完成したPhase1の街並みと、新たに掲出されたPhase2建築工事看板(工期2026年2月〜2028年11月)を写真10枚でレポートします。

まとめ

国道246号を通るだけでも、ウーブン・シティの変化は肌で感じられます。数年前まで工場跡地だった場所に、緑をまとった建物群が立ち上がり、すでに人が暮らし始めている。この変化を間近で見られるのは、この地域に住む私たちの特権かもしれません。

そして今回、その中で暮らす機会が静岡県民に開かれました。締切は8月19日午後1時。少しでも気になる方は、まず公式サイトの募集要項に目を通してみてください。

今後も定点観測的に、246号から見えるウーブン・シティの変化をレポートしていきます。


※撮影:2026年7月、国道246号沿い(裾野市)より
※住民募集に関する情報は2026年8月9日時点の公表情報および各社報道に基づきます。家賃・入居時期など一部は報道ベースの情報であり、公式発表とは異なる場合があります。応募の際は必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
※ウーブン・シティ公式サイト:https://www.woven-city.global/jpn/

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